今年6月、東京・大阪・愛知・福岡・佐賀の全国5会場で開催される、「IRB TOSHIBA JUNIOR WORLD CHAMPIONSHIP 2009, JAPAN」(「U20世界ラグビー選手権」)。本大会の試合順、試合開始時刻が下記のとおり決定いたしました。
本大会は、2007年まで開催されていた「19歳以下」と「21歳以下」の国際大会を、「20歳以下」を対象としたものに統合・新設したもので、第1回大会は、昨年6月にウェールズにて開催。IRBが開催する世界大会としては、4年に一度開催されている「ワールドカップ」、「ワールドカップセブンズ」に続く重要な位置づけの大会となります。参加16チーム、開催期間約1ヶ月となる本大会は、日本における過去最大規模のIRB主催国際大会となり、2015年ワールドカップの中心的年代層となるであろうU20世代にとっても、貴重な経験の機会となります。
プールBで予選を戦うU20日本代表は、初戦、優勝候補と言われるイングランドと対戦。若き桜の戦士たちが日本ラグビーの聖地、秩父宮で世界に挑みます。
なお、本大会のチケットについては、こちらをご覧ください。
■「U20世界ラグビー選手権」大会概要
●大会名称: |
IRB TOSHIBA JUNIOR WORLD CHAMPIONSHIP 2009, JAPAN. (「U20世界ラグビー選手権」) |
●主催: |
IRB (国際ラグビーボード)
財団法人日本ラグビーフットボール協会 |
●主管: |
関東ラグビーフットボール協会/関西ラグビーフットボール協会/九州ラグビーフットボール協会 |
●特別協賛: |
株式会社 東芝 |
●オフィシャルパートナー: |
読売新聞社、大正製薬株式会社 |
●オフィシャルスポンサー: |
株式会社 JTB法人東京、株式会社 シミズオクト、株式会社 日本航空インターナショナル |
●トーナメントサプライヤー: |
サントリー食品株式会社 |
●大会エリアパートナー: |
<東京>港区、九州電力株式会社 |
●後援: |
文部科学省、外務省、英国大使館、南アフリカ共和国大使館、ニュージーランド大使館、オーストラリア大使館、フィジー大使館、アイルランド大使館、アルゼンチン大使館、カナダ大使館、ウルグアイ大使館、フランス大使館、イタリア大使館、他 |
●日程: |
2009年6月5日(金)~6月21日(日)
【予選プール】 6月5日(金)、6月9日(火)、6月13日(土)
【順位決定戦】 6月17日(水)、6月21日(日) |
●会場: |
東京(秩父宮ラグビー場)
愛知(名古屋市瑞穂公園ラグビー場)
大阪(近鉄花園ラグビー場)
九州(福岡:レベルファイブスタジアム / 佐賀:ベストアメニティスタジアム) |
●試合数: |
予選プール24試合、順位決定戦16試合、計40試合 |
●出場チーム: |
16チーム
ニュージーランド、イングランド、南アフリカ、ウェールズ、オーストラリア、フランス、サモア、アルゼンチン、アイルランド、スコットランド、イタリア、カナダ、トンガ、フィジー、日本、ウルグアイ |
●大会方式: |
【予選プール】
16チームをA~D各4チームずつの4プールに分け、各プールで総当り戦を行い、プール内の順位を決定する。予選プールの組合せは、前大会の順位に基づき、以下のとおり決定する。
- 【Pool A】 1位、8位、9位、ジュニアワールドトロフィー2008優勝チーム
- 【Pool B】 2位、7位、10位、15位
- 【Pool C】 3位、6位、11位、14位
- 【Pool D】 4位、5位、12位、13位
【順位決定戦】
各プールの1位~4位チーム同士による対戦で、1位から16位まで順位を決定する。 予選プールと順位決定戦については、下の図をご参照ください。 |
●大会規定: |
予選プール(ラウンド1・2・3)
マッチポイントシステム
各プールで総当たり戦を行い、試合結果によって、以下のマッチポイントが与えられる:
- ●勝者チームは、4ポイント
- ●引き分けの場合、2ポイント
- ●4トライ以上獲得した場合、1ポイント
- ●7点差以内で負けた場合、1ポイント
- ●敗者チームは、0ポイント
ポイントは、各プール戦が終了した時点で与えられ、延長戦は行われない。
※フランスとウェールズは前回大会のペナルティにより、それぞれ予選プール勝点マイナス3ポイントからスタート
予選プール終了時点での順位
予選プールが終了した時点で、各チームの累積マッチポイント数により、各プールの1位〜4位までの順位が決定される。
予選プールが終了した時点で、マッチポイント数が同じチームが複数いる場合は、下記の基準と順序に従って、順位を決めていく:
- マッチポイント数が同じチーム同士の試合の勝者が、上位となる
- 予選プール全試合の得点数と被得点数の差が最も大きいチームが、上位となる
- 予選プール全試合のトライ数と被トライ数の差が最も大きいチームが、上位となる
- 予選プール全試合で最も得点数の多かったチームが、上位に順位となる
- 予選プール全試合で最もトライ数の多かったチームが、上位となる
- 上記の基準を用いてもなお順位が付けられない場合は、コイントスで順位を決める
順位決定戦(ラウンド4・5)
ラウンド4および5の試合において試合終了時に同点である場合、下記の順序による基準を用いて勝者を決定する:
- サドンデス/延長戦 - 5分間の休憩のあと、10分ハーフの延長戦を行う( その間のハーフタイムは5分とする) 。延長戦の間、先に得点(トライ、ペナルティキックまたはドロップゴール成功による得点)をしたチームが勝者となる。
- キッキング・コンペティション - 延長戦を行っても勝者が決まらない場合、2チームによるキッキング・コンペティションを行い、勝者が、その試合の勝者となる
キッキング・コンペティションは、以下のように行う:
- すべてのプレーヤーとマッチオフィシャルが競技場から立ち去らずに残る。レフリーは、両チームのキャプテンをグラウンドの中央に呼び、コイントスを行う。コイントスの勝者は、どちらのチームが先にキックを行うか、または、キックが行われるサイドをどちらにするか選ぶことができる(コイントスの勝者が、どちらのチームが先にキックを行うかを選んだ場合、敗者はキックが行われるサイドを選ぶことができ、逆に、コイントスの勝者がサイドを選んだ場合は、先にキックを行うチームを選ぶことができる)。
- 各チームのキャプテンは、キックを行うプレーヤー5名を選ばなくてはいけない。キャプテンに選ばれ、かつ、延長戦が終了した時点で競技場にいた5名のプレーヤーだけが、キッキング・コンペティションに参加することができる。負傷した、または、交替した、あるいは、退場を命ぜられたプレーヤーは、いかなる場合でも、参加することはできない。キックを行うプレーヤーの順番を事前に決める必要はない。
- マッチオフィシャルとチームメンバーは、ハーフウェイライン上に集合する。チームメンバーは、キッキング・コンペティションで使用されない競技区域側のハーフウェイラインの後ろにいなければいけない。レフリー、タッチジャッジ2名およびボールボーイ2名以外は、キッキング・コンペティションに使用される競技区域に入ってはいけない。
- 各チームから選ばれた5名のプレーヤーは、以下に示す22メートルライン上の3つのポイントからキックを行う。
- 1つ目: ゴールポストの真正面
- 2つ目: ゴールポストに向かって左側の15メートルライン上
- 3つ目: ゴールポストに向かって右側の15メートルライン上
- レフリーは、先にキックを行うチームの1人目のプレーヤーを1つ目のキックポイントに呼び、キッキング・コンペティションを開始する。1人目のプレーヤーがキックを行ったら、レフリーは、もう一方のチームの1人目のプレーヤーを同じ場所に呼ぶ。
- 次の2名のプレーヤー(各チームから1名ずつ) は、2つ目のキックポイントから順番にキックを行う。このようにして、両チームの5番目のプレーヤーがキックを行うまで (その場合、3番目のプレーヤーは3つ目のキックポイント、4番目のプレーヤーは1つ目のキックポイント、5番目のプレーヤーは2つ目のキックポイントで、それぞれキックを行う) 、あるいは、どちらかのチームが、残りのプレーヤーが全員キックを成功させても、もう同点に追いつくができなくなるまで、キッキング・コンペティションは続けられる。
- 各チームの5回のキックがすべて終了した時点でキックの成功数が同じ場合、サドンデス形式でキッキング・コンペティションを続行する。その際、キッカーの順番は一巡目と同じ順番を用いる。
- サドンデス形式のキッキング・コンペティションは、毎回各チーム1回ずつのキック、計2回のキックを、上記に示した3つのポイントを順番に回りながら(また、必要であれば、上記に述べた手順を繰り返しながら) 行い、どちらかのプレーヤーが成功し、もう一方のプレーヤー失敗するまで続ける。どちらかのプレーヤーが成功し、もう一方のプレーヤーが失敗した時点で、成功したプレーヤーのチームが勝者となる。サドンデス形式のキッキング・コンペティションは、最初と同じ5名のプレーヤーが交代で行う。
- キッキング・コンペティションでは、常に:
a)キックを行うプレーヤーは、レフリーからボールを手渡されたら、1分以内にキックを行わなければいけない。1分以上経過した場合、レフリーはそのキックを無効とし、キック失敗とみなされる。
b)各キックの後、レフリーは、キックを行ったプレーヤーの背番号と成功したか失敗したかの記録を行う。マッチコミッショナーも、公式のマッチレポートに同様の情報を詳しく記録する。
c)各キックが成功したか否かは、レフリーが唯一の判断者であり、レフリーは、その判断を行う際、タッチジャッジの補助を求めることができる。レフリーの判断は最終で拘束力を有するものとする。
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