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U20ニュージーランド代表 31-17 U20オーストラリア代表 WTBギルフォードとFBロビンソン。今大会随一と言われるアウトサイドBKの2人が活躍したニュージーランド(NZ)が、オーストラリア(豪州)のFWに手を焼きながらも後半に逆転勝ちした。 心配された雷雨もなく絶好のコンディションの秩父宮に両国国家が流れた後、ハカを踊るNZ、それを睨みつける豪州選手の顔が場内スクリーンに大映しとなる。フル代表が毎年ブレディスロー杯を争う隣国のライバル同士は、スピーディでクリーンな戦いを繰り広げていった。 秩父宮の東西両スタンドがこの対戦に駆け付けたファンで埋まってきたハーフタイム。神宮球場方向に落ちていく美しい夕日と、陽気なKIWI(NZ人)サポーターの声援を背に受けたNZは後半、豪州のトライで一旦はリードを奪われる。しかし後半9分、豪州のタッチキックをチャージダウンしてCTBトゥリービーがトライ。ゴールも成功して同点に追い付くとすかさず11分、SOクルーデン主将のショートキックをギルフォードがキャッチ、追いすがる豪州WTBコールマンを振り切って逆転のトライ。さらに24分にはゴール前スクラムから左オープン、インサイドCTBからの飛ばしパスに走り込んだロビンソンが、スピンターンを織り交ぜながらインゴールへ。これで勝負あり。この日意欲的に秩父宮の芝生を駆け回ったNZが、また一歩、2連覇へと近付いた。 念願の1-4位決定戦進出を果たした豪州は、FW戦を挑みプレッシャーをかけ続けたが、NZのディフェンスを崩すまでには至らなかった。南半球スーパー14・ブランビーズSOであるトゥームアはやや精彩を欠き、CTBホーンやFBビールの欠場もあってNZのBKに対抗できなかった。しかし豪州には最終日、再びトライネーションズ国である南アフリカと、総合3位の座を賭けた対戦が待っている。(米田)
デイヴィッド・ヌシフォラ ヘッドコーチ 「今日の結果は明らかに残念です。我々はうまくゲームを展開していると思ったが、5分間でやられてしまいました。冷静さを失ってしまった試合展開になったのは残念です。ニュージーランドチームは有利なチャンスをしっかり自分たちのものにしたと思います」 ──試合前の予想は? ダミアン・フィッツパトリック キャプテン ──前半のインジャリータイムにPGを狙わなかったのは? ──強みを生かせなかったが?
U20ニュージーランド代表 ──キッキングゲームを練習でしていたが? ──10月のブレディスローカップに出られそうな選手は? アラン・クルーデン キャプテン ──後半9分のチャージからのトライが効いたが? |