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U20イングランド代表 52-7 U20サモア代表 イングランド、サモアに圧勝し、準決勝へ 東京・秩父宮での予選プール第3戦第一試合は、プールBの首位を賭けた無敗同士の注目のカード、梅雨入りにも拘らず、晴れの週末ということもあり、観客数もこの時点で12,000名を上回った。威風堂々なイングランドに対し、サモアも戦い前のハカからも充満な気合いの高まりが窺えた。試合開始と同時に評判どおりFW・BKともに強力なチーム力、体格の上回るイングランドが終始サモアを圧倒し、プールB首位となり、準決勝へ駒を進めた。 前半3分、イングランドは10mラインアウトより右展開、CTBルーク・イーヴズがブレイクし、FBトーマス・ホーマーが縦にスピードで入り、CTBヘンリー・トリンダーが電光石火のトライを得ると、SOローリー・クレッグのWTBと連携の取れた絶妙なコントロールキック、SHベンジャミン・ヤングズのキック、スピードのあるサイド攻撃により、強力FW陣も前へのエンジンが掛かる。サモアもときおり目を瞠る果敢なタックルでイングランドの攻撃を凌ぐが、イングランドはペナルティで得たPGでも得点を重ね、ゴール前では強力スクラムからのトライも2本上げ、またディフェンスにおいても、サモアの攻撃を堅実に防ぎ、前半で39-0と大きくリード、チームとしての実力を見せつけた。 後半4分、イングランドがPGでの得点後、この日一番のサモアの見せ場となる攻撃が始まる。サモアは3番ウィイニ・アトニオの縦突進等でゲイン重ね、イングランドから得たペナルティより速攻での連続攻撃を仕掛け、敵陣ゴール前より、SHアウヴァサ・ファレアリイがディフェンスのギャップをつき、この日初のトライ、ゴールもFBレイハン・ラウララが決めて、42-7とする。この後、イングランドも強力FWを起点としたトライを2本重ね、52-7でノーサイド。 この日の結果により、各プールより準決勝へは、イングランド、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカの4チームが進出し、イングランドは、6月17日(水)に同じ秩父宮ラグビー場で南アフリカと対戦する。この準決勝2試合はいずれのカードも、熾烈な戦いとなりラグビーファンには待望の見逃せない試合になるだろう。
ヴィンセント・メレイシア監督 「今日のゲームは我々としては幸先良いスタートをしたと思ったが、エラーが出てしまいました。イングランドは良い試合をしました。賞賛したいと思います」 ──2位で予選プールを通過したが? シアオシ・オットーイオナ キャプテン ──10分くらいは想定どおりの試合ができたのでは? ──ベストの戦い方であったか? ──観客席のサモアコールは聞こえたか?
マーク・メイプルトフト ヘッドコーチ 「我々は今日の結果に大変喜んでいます。準決勝が楽しみです」 ──スクラムの出来は? ──シャットアウトしようと言う声も聞こえたが? ──ここまで3試合の感想と準決勝への抱負は? キャラム・クラーク キャプテン ──ここまで3試合の感想と準決勝への抱負は? ──日本に来てから進歩した点は? ──怪我で2試合出られなかったが? |