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U20カナダ代表 15-51 U20ウェールズ代表 第2試合、カナダ vs ウェールズ。辺りは薄暗くなり、ますます緑の芝生を照明のライトが青々と照らす。観客も1356人入り、ウィークデイにもかかわらず第1戦よりも多く来ていただいた。是非、好ゲームを見せていただくことを期待する。レフリーの平林泰三氏(日本協会)のホイッスルで試合開始。 開始早々、ウェールズが中盤のラインアウトから左に大きく展開し、14番ジェームズ・ロックストンがトライをし、5-0とする。それに対し、カナダはウェールズ陣10メートル付近でのPGを狙うが失敗となり、試合の序盤がスタートした。 中盤、両国ともエキサイトし、掴み合いになるが、両キャプテンの冷静な対応に徐々に両チームとも落ち着きを取り戻していく。カナダは、FWの突進を中心とした攻撃で、ウェールズからPKを奪いゴールが成功し、3-25とし今大会初得点をする。しかし、34分、すぐにウェールズは、ラインアウトからゴールへなだれ込み、6番のジャスティン・ティプリックがトライ、ゴール成功し32-3とした。35分、カナダもすぐにウェールズのラインアウトからのトライのお株を奪うような、ラインアウトからのトライを7番のセバスチャン・ピアスンが決め、今大会初トライを決め、8-32とした。その後勢いづいたカナダがウェールズ陣を攻め続けたが、ハーフタイムとなった。カナダが、前半最後の勢いを後半も継続できればおもしろい展開になるだろう。 心配された雨も何とか降らず、カナダのキックオフで後半がスタートした。ウェールズのワイドパスに対してカナダの狙ったタックルが突き刺さる。しかし4分、右隅のスクラムから左へ大きく展開したウェールズが、14番ジェームズ・ロックストンのトライ、ゴール成功で後半最初の得点をし、39-8とした。カナダは、何回も攻撃のフェーズを繰り返すが、ウェールズの赤い壁を切り崩していくことができず、少しずつ後退していく。 最終観客数は、2068名。結果的に点数が開いたが、試合を見にきてくれた観客は、最後まで諦めない選手のプレーにラグビーのおもしろさを感じてくれただろうか。観客数からも少しずつJWCの大会が盛り上がりを見せてきている。試合を重ねる度にプレーの精度とチームのまとまりが向上していき、よりエキサイティングでおもしろいラグビーの試合が展開されていくことを期待したい。
ティム・マーディ ヘッドコーチ 「もちろん結果として喜べるものはない。しかし第1戦から改善された点はあった。第3戦に向けて調整する」 ハリー・ジョーンズ キャプテン ──改善された点とは具体的に。 ──第1戦オーストラリア、第2戦ウェールズと強豪国と対戦してきたが、今日のウェールズの印象は? U20ウェールズ代表 ジャスティン・ティプリック ゲームキャプテン ──第3戦のオーストラリア戦のゲームプランは? ──カナダのブレイクダウンは想像通りだったか? ──カナダの速いプレッシャーで、ハンドリングミスがいくつか見られたが改善できるか。 ──モールからトライをされたが、プライドという面ではどうか? |