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9位決定戦 マッチ&会見リポート(トンガ 25-28 スコットランド)

2009/6/22

トンガ 25-28 スコットランド   トンガ 25-28 スコットランド   トンガ 25-28 スコットランド

マッチリポート

U20トンガ代表 25-28 U20スコットランド代表
(9位決定戦/2009年6月21日(日) at大阪・近鉄花園ラグビー場)

トンガは母国では日曜日にはラグビーをしない習慣があり、今日のゲームに何らかの影響がありそうな予感。対するスコットランドは地力で若干上回っていると思われる。日本の蒸し暑い気候に対応できるかが勝負を分けるキーになりそう。

スコットランドが前半1分にPGで先制、トンガは8、15分にPGを連続で決め6-3と逆転、18分にはスコットランドがゴール前のスクラムから8番スチュアート・マッキナリーがトライ、ゴールも決まり、6-10と再び逆転。
21分にはトンガが自陣10m地点で相手キックを処理、15-10-12とつなぎ13番タイロン・ンガルアフェが左中間にトライ、ゴール成功で13-10と再々逆転、シーソーゲームの様相。29分にスコットランドがラックのこぼれ球を13番ロビー・ジョンストンが足に引っ掛けて左中間にトライ、13-17でスコットランドリードで勝負は後半へ。

9分にスコットランドがPGを、12分には14番グラント・アンダーソンが右隅にトライを決め13-25と点差を広げる。しかしトンガは15分にゴール前5mラックから6番シオネ・ヴァイモウンガが抜け出し右隅にトライ、18-25と1トライ1ゴールで同点というところまで追い上げる。
29分にスコットランドがPGで3点追加、10点差に広げるが直後にトンガがハーフウェイライン右中間から20-10-7-21とつなぎ21番マタアリ・パエアが右隅にトライ、25-28と3点差に詰め寄る。
残り時間は10分、スコットランドは相手陣で積極的に攻撃を仕掛ける、1分を切っても時間つぶしをせず攻め続ける。最後はタイムキーパーのホーンを確認しスコットランド9番ヘンリー・ビルゴスがタッチへボールを蹴り出して試合終了、結果的に得点は入らなかったがこの10分が試合を引き締めた。

1-1での強さはトンガが上回っており、また一気に得点する力もあったが、やはり精神的な影響か、ボールコントロールのミスや不用意な反則が目だった。対するスコットランドは暑さのせいか、今までの戦いのような組織されたラックからいいタイミングでのボールが出ないうえに2度のインゴールノッコンをおかすなど勝負どころでとりきれなかった。しかし両チームとも多くのけが人を出しながらも最後まで勝負をあきらめない戦いに好感が持てるゲームだった。

トンガ 25-28 スコットランド   トンガ 25-28 スコットランド

会見リポート

U20スコットランド代表
ロブ・モファット監督

「試合に勝つのはいつだって負けるよりは格段に良い気分だ。しかし、プレイ内容に関しては、若干失望した点もある。あと5、6トライはとれたのではないか。しかしなによりも、これほど暑くて湿気の多い中でプレイしたのは初めてだった。スコットランドでは、この気候はありえないからね!」

クリス・フューザロ キャプテン
「これほど僕らを苦しめてくれてありがとう、とトンガチームに御礼を言いたいよ。かなり熱戦だったけれど、最後はチームのみんなが頑張ってねじ伏せてくれて、勝つことができた」

──今回で2回目を迎えたU20世界選手権の意義をどのように感じている?
ロブ・モファット監督
「ふだんは対戦することのない、フィジーやトンガといったチームと戦えることは、選手たちにとって非常に良い経験となる。普段相手にしているのは、イングランドやフランスなどだからね。しかも、まったく異なる文化をもつ土地に数週間滞在することで、若い選手たちはさまざまな貴重な体験ができる。ラグビー面ではもちろんのこと、フィールドの外でも、得るものは非常に大きいと感じている」
クリス・フューザロ キャプテン

「世界のトップチームが集まる大会に出場できるのは、とても意義のあることだ。試合は世界中で中継されるから、自分達のチームをお披露目する絶好の機会になるしね。それに、今回、日本で温かいもてなしを受けて、いろいろと違ったカルチャーに触れることができたのも、とても良い経験だった」

──タフなゲームを制して成長した点は?
ロブ・モファット監督
「この数週間、いろいろなゲームや練習を通じて、さまざまなプレイをしてきた。失望するプレイもあったが、そのひとつひとつを通じて、チームを組織してゆくことができたのではないかと思う」
クリス・フューザロ キャプテ
「80分間、集中力を持続することが一番大切だ、ということ。ハイレベルの国際大会では、一瞬たりとも気を抜くことは許されないんだ、ということを身をもって学んだ」

 

U20トンガ代表
ジョン・エドワーズ監督

「今日は、見ていて面白い試合ではあったが、我々のプレイヤーはなかなか攻め入るスペースを見つけることができなかったように思う。ボールコントロールが良くなかった点や、不要な反則を犯してしまったという反省点も挙げられる。しかし選手たちは持てる力を全部発揮してくれた。彼らを誇りに思う」

アファ・パカラニ キャプテン
「今日はとてもタフな試合だった。とくに、僕たちは母国では日曜日にラグビーをしないので、それ自体に慣れていなかった。そのせいで、ミスを犯したりしてしまった点もあると思う」

──この大会に向けてニュージーランドでプレイする選手たちを呼び寄せたが、それが奏功していたか?
ジョン・エドワーズ監督
「良いチームになったとは思うが、より準備に時間をかけられたら、もっと良いチームにすることができただろう。とくに、セットピースなどは、より時間をかければさらに熟成することができたはず。あと3、4試合こなせば、より強力なチームができあがるのではないかと思う」

──日本での一番の思い出は?
アファ・パカラニ キャプテン
「日本語を少し覚えたこと、それと、ウェールズやオーストラリアといった、強豪チームと試合できたことが、いい思い出になった」

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