「U20世界ラグビー選手権」の3位決定戦・決勝が行われた6月21日(日)。試合後、会場の秩父宮ラグビー場からほど近い明治記念館において、ベスト4の4チームの選手・スタッフ、及び関係者、計250名あまりによる、ファイナル・ファンクションが開催されました。
ベスト4の4チームとは、1位のニュージーランド、2位のイングランド、3位の南アフリカ、4位のオーストラリアです。
U20の世界のトッププレーヤーがこれだけ集まると、そのサイズもあって壮観です。選手たちは、3週間にわたる国際大会が終わった解放感からか、和やかに、また、ちょっぴり疲れもみせつつ、チームメートや他国の選手らと語らい、親交を深めていました。
ほどなくして、まず、森喜朗・日本ラグビーフットボール協会 会長からご挨拶。
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森会長 |
「先ほどの決勝戦、これまでラグビーの試合を数多く観てきましたが、こんなに面白いゲームはなかった。勝敗はともかく、(ニュージーランド、イングランド)両チームの健闘に、心から敬意を表したいと思います。
協会としてうれしいことに、前回のウェールズ大会よりも多い、10万人を超えるお客さまにご来場いただきました。このことは、2015年・2019年のワールドカップ招致にあたって、十分な資格を得たことになるのではないでしょうか(場内、大きな拍手)。IRBの皆さん、この拍手と歓声を忘れないでください(笑)。
そしてこの大会を、世界的な金融危機のなかでサポートいただいた、株式会社東芝様をはじめとする、スポンサーの皆様にはあらためて謝意を表したいと思います。また読売新聞社様をはじめ、メディアの皆様、各国の大使館の皆様にもお礼を申し上げます。ありがとうございました」
次にIRB(インターナショナル・ラグビー・ボード)のCEO、マイク・ミラー氏が壇上に。
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マイク・ミラーCEO |
「このような素晴らしい大会にしてくださった、日本協会の森会長はじめ、スタッフの皆さんに感謝したいと思います。ノビー(真下副会長/大会トーナメント・チェアマン)、ありがとう。日本を誇りに思います。
そして大会を成功させてくれた、ここにいる選手たち。これまでのラグビーへの貢献、トーナメントで素晴らしいパフォーマンスをみせてくれたことに感謝します。
忘れてほしくないことが、2つあります。ひとつは、ラグビーをエンジョイしてほしいこと。もうひとつは、世界中にファミリーがいるということ。
ラグビーは、世界のあちこちに家族がいるようなものです。どこでもみんなを思ってくれる人がいます。
IRBを代表して、日本協会を代表して、また世界の数百万のファンを代表して、選手諸君にお礼を申し上げます」
この後、壇上には、ベスト4に残ったキャプテンひとりひとりが呼ばれ、IRBと日本協会から、栄誉をたたえる記念のプラーク(盾)が贈られました。