6月18日(木)、U20イタリア代表は名古屋高校ラグビー部を訪問しました。ホテル出発時は曇でしたが、名古屋高校に到着直前に突然の大雨が。そんな雨の中でもイタリア選手の乗ったバスが到着するとラグビー部だけでなく、サッカー部、陸上部、バスケット部まで集まっての大歓迎でした。
交流会への参加者は中学生・高校生ラグビー部員の合計約70人。体育館に入り、イタリアチームのアレッシオ団長から「今日は残念ながら雨でグラウンドではなく体育館になりましたが楽しい時間を過ごしましょう」と挨拶がありました。また名古屋高校ラグビーチームの代表から覚えたてのイタリア語で「名古屋高校へようこそ」の挨拶をいただきました。
まずは8チームに分かれタッチフットを行いました。その優勝チームのキャプテンにはイタリアチームからサイン入りのTシャツがプレゼントされました。その後、フォワードとバックスに分かれてポジション別に基礎練習を行いました。フォワードは主にスクラムとラインアウトの練習。イタリアチームのラインアウト実技では、予想以上の高さに歓声が上がりました。バックスはパスの仕方やキックの練習を行いました。最初は緊張していた生徒たちもイタリアの選手のパスやキックを受けるうちに緊張もとけ、声を出して活気のある練習になりました。なかでもスクラムハーフは特別メニューでパス指導などを受けました。
最後に、名古屋高校からイタリアチームの選手・スタッフ全員に記念の扇子が贈られました。
アレッシオ団長よりお別れの言葉として「今日は本当にお招きいただきありがとうございます。みなさんのようなグットプレーヤーがラグビーを続け日本代表となってくれたら本当にうれしく思います。そしてもしよければぜひイタリアでもプレーしてください」と挨拶があり交流は終了。
帰りは雨の中にも関わらず、参加してくれた生徒たちが校門まで見送りに出てきてくれ、選手たちも感激していました。見送りの生徒たちと握手・ハイタッチで別れを惜しみながら帰途につきました。あいにくの天気となりましたが、ラグビーを通じ日本の高校生と交流でき、イタリアの選手たちにも有意義なレガシープログラムとなりました。
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記念にパチリ |