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準決勝 マッチ&会見リポート(南アフリカ 21-40 イングランド)

2009/6/18

南アフリカ 21-40 イングランド   南アフリカ 21-40 イングランド   南アフリカ 21-40 イングランド

U20南アフリカ代表 21-40 U20イングランド代表
(1-4位決定戦/2009年6月17日(水) at東京・秩父宮ラグビー場)

イングランド、後半宿敵南アを突き放す

秩父宮のナイター照明にモスグリーンのジャージーの南アフリカ、そして純白のイングランドが現れると、あのフランスワールドカップ本大会での決勝のシーンが思い出される。開催国の特権として日本のラグビーファンにとっては見逃せない夢のカードが、準決勝で実現した。

南アのキックオフで始まった前半は、骨きしむFWの激しいぶつかり合い。イングランドは長身のバックファイブ(ロック、フランカー、ナンバー8の5人がすべて190cm以上)がショートステップを踏みながら、BKに劣らぬ走力で次々とランナーとして相手ディフェンス(DF)に飛び込んでいく。対する南アはDFから前に出ようと、15人がグラウンド全体に拡がり、激しいダブルタックルと強烈なボール奪取でターンオーバーを繰り返す。
この密集戦を押し気味に進めたイングランドは、南アFWのペナルティから2分、7分、10分とFBホーマーがPGを決めてリード。得意のラインアウトで空中戦を制し、FWのモール攻撃、BKのランプレーとバランス良く攻めながら確実な前進を繰り返した。
しかし、13分にPGを返した南アは、続く15分、キックの蹴り合いから、ナンバー8スタンデルが一瞬の隙をついて相手キックをチャージしそのままインゴールに飛び込みトライ。
南アは前半終了間際にもPGを決め、前半を11対9で折り返した。

後半開始直後からゲームは動き出す。1分、イングランドは制圧したラインアウトから、コントローラーのSHヤングズがFWのど真ん中を切り裂き、そのまま南アBKまで抜き去りトライ。
今度は14分、南アがイングランドDFの裏へグラバーキック。鋭くチェイスしたCTBハネコムがタックルを振り切ってトライ。南アは19分にもPGを決め21対16とリード。組織で攻めるイングランドに対し、一人ひとりのコンタクトの強さとタックル後のリアクションの速さで上回る南アがこの時間帯を優勢に進めた。
しかし、イングランドはチームの柱であるFWバック5のビッグプレーでこの苦境をひっくり返しゲームの主導権を奪った。南アFWの激しいタックルとラックでのプレッシャーに人数を使い切り数的不利な中、199cmの長身ギャスクルが見事な判断で南アの堅いピラーDFのギャップを狙う。SHのフラットパスを受けてDFを鋭く突破、ゴール直前では見事なサイドステップでBKをかわしてトライ。このプレーにスタンドは沸き、イングランドの闘志に火がついた。
その後、危険なタックルからレッドカードが飛び出し、14人で戦う南アに容赦なくイングランドが攻めかかる。30分にはゴール前のラインアウトからモールを組み201cmのFLローズが勝負を決めるトライ。ここでペースを取り戻したイングランドは、BKが外へ外へとボールを運びながらテンポ良く攻め続け、最後は21対40と差を拡げ宿敵南アを突き放した。(照沼 康彦)

南アフリカ 21-40 イングランド   南アフリカ 21-40 イングランド

会見リポート

  U20南アフリカ代表のサウルス監督(左)、エベルソン キャプテン
  U20南アフリカ代表のサウルス監督(左)、エベルソン キャプテン
U20南アフリカ代表
エリック・サウルス監督
「タフな試合になると予想していましたが、イングランドチームにやられました。スクラムは頑張ったと思いますが、後半、バカなミステイクを重ねてしまい、7人のフォワードになってしまったのがすべてです」

ロベルト・エベルソン キャプテン
「我々は前半は良く戦ったと思うが、残念ながら負けました。自律心が足りなかったと思います。14人の選手で戦わなければならず、残念な結果になりました」

──イングランドのオープンスペースへの攻撃は?
「基本的にイングランドはボールを回して展開して、有利になるように動きました。特にスクラムからの展開が良く、有利な試合展開にさせてしまったと思います」

 

U20イングランド代表
マーク・メイプルトフト ヘッドコーチ
「今日はとてもとても満足しています。2年続けてJWCの決勝に進めたのは大変良かった。南アフリカも健闘し、とても素晴らしいゲームだったと思います。とにかく決勝では頑張りたいと思います」

──相手のレッドカードについては?
「そうですね、競ったゲームでしたが、レッドカードが向こうに課されて我々の流れになったと思います。その中で、我々は冷静さを保つことができて、後半31ポイントも取る事ができました。選手にとって自信になったと思います」

  U20イングランド代表のメイプルトフト ヘッドコーチ(左)、クラーク キャプテン
  U20イングランド代表のメイプルトフト ヘッドコーチ(左)、クラーク キャプテン

──ニュージーランドチームについて?
「2年続けてニュージーランドと決勝戦を戦えるのは大変嬉しいです。ニュージーランドは尊敬すべき相手で、素晴らしいチームです。シニアも若手も非常に強く、ここまでの4つの試合で150点以上取っています。日本の観客の皆様にとっても素晴らしい試合になると思います」

──具体的にどう戦うのか?
「もちろん成功事例からかけ離れない形で臨みたいと思います。具体的なゲームプランはぜひ日曜日の試合をご覧になってください(笑)」

キャラム・クラーク キャプテン
「今夜のゲームは、前半を終わって後半は本当に力を注いだ形で臨みました。JWCの決勝に出られることになってとても嬉しいです」

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