決勝戦を戦うニュージーランド代表が6月18日(木)、本大会最後のレガシープログラムを高輪台小学校で実施いたしました。
高輪台小学校は大変キレイな校舎で、児童も元気いっぱいに校庭を駆け抜け、終始笑顔の絶えない先生方という素晴らしい環境の学校です。
今回は、87名の4年生が参加。
児童の皆さんは、団長、選手たちを校門からニュージーランド国旗を振りながらお出迎え。大きな選手たちの来校にびっくり。大きな歓声を上げ、ハイタッチをしながら、選手たちを暖かく出迎えてくれました。
到着し、校庭に集合。
まずはじめに児童を代表し桑原さんより、
「高輪台小学校に来てくれてありがとうございます。今日、選手が来てくれることを楽しみにしていました。今日は、ラグビーをニュージーランドの選手に教えていただきたいと思います!」
と、歓迎の言葉を頂きました。
次に、井上校長先生より、
「試合終了後のお忙しい中、高輪台小学校に来ていただいて、ありがとうございます。決勝戦は、ぜひイングランドを倒して、優勝してください」
と、ご挨拶を頂き、レガシープログラムのスタートです。
まずは、選手たちによるラグビー体験コーナー。
ラインアウトのデモンストレーションを行うと、空近く届きそうな勢いのラインアウトにみんなもびっくり。大歓声に。
先生も参加して、リフティング体験を行っていました。
次に、ハーバード団長による、スクラム体験。選手たちのスクラムを見て、先生も児童の皆さんもスクラムを組んで見ることに。
選手たちと入り混じってスクラムを組んでいると、後ろからの押し込みにまたびっくり。スクラムを組むことは日常生活では、なかなか経験しないことだと思います。
児童の皆さんには、大変貴重な体験になってくれたかと思います。
デモンストレーションが終了し、今回のメインイベント『タグラグビー体験』がスタート。
今回も村田祐造氏にご協力頂き、『ムラタグ教室』を実施いたしました。
いつもどおり、選手たちとお友達になるための握手から。選手たちとの「SHAKE HANDS」を繰り返し、交流を深めていきました。
ペアになってタグを取り合ったり、チームを組んでタグボールでパスの練習を行ったりと、選手たちといっしょに、タグを楽しんでいました。
慣れてきた選手たちは、試合なみ(?)の走りや勢いを見せる場面も。
大きな選手たちが、元気よくタグを取りに向かっていく児童の皆さんに押し倒される場面も見られました。
選手たちも大変楽しんでいる様子でした。
楽しい教室も終わりを迎えることに。
まだまだ走りまわりたい児童の皆さんは名残惜しい様子でした。
終わりの会では、児童の皆さんを代表し、村上くんより、
「今日は大変貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。栄光の2連覇を目指して頑張って下さい!」と力強いご挨拶を頂きました。
また、選手たちへ全校児童の皆さんで折っていただいた、2千羽の折鶴をプレゼント。
選手たちもその大きさ、長さにびっくりし、大変喜んでおりました。
最後に、グラント・ハーバード団長より
「本日はご招待頂き、ありがとうございました。昨日試合だったために全員が参加できず申し訳ございませんでした。この学校は大変良い場所で、良い環境です。私たちも大変良い時間を皆さんのお陰で過ごすことができました。私たちからは、皆さんにお礼の気持ちを込めて、来日している選手全員のサインボールをプレゼントいたします」とサプライズプレゼント!
そして、ビッグサプライズが。
なんと、選手全員でHAKAを披露してくれました。
団長からは「HAKAは大変大切な儀式です。選手が突然大きな声を出し、怖い顔をしますが、怖がらずに観て下さい」と、ご挨拶頂き、今までの笑顔が消えた、真剣な表情で、校庭に響き渡る大きな声を出し、HAKAを実演。
大きな声を出したとたんに、元気だった児童たちも固唾を呑むようにHAKAに見入っていました。
最後は恒例の集合写真。
「ありがタグ!」と大きな声を出して、写真に収まり、本日のプログラムが終了いたしました。
この場をお借りし、高輪台小学校の井上校長先生をはじめ、ご協力頂きました先生方、学校関係者の皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。
日曜日はぜひ、秩父宮ラグビー場へ皆さんでご来場頂き、ニュージーランド代表そして、戦うイングランド代表へのご声援をお願いいたします!!
お待ちしております。
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HAKAを見せてくれました! |
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みんなで記念撮影 |