6月11日(木)、スコットランド代表のジョン・ジェフリー団長を始めとしたコーチ3名、選手7名が港区・港南小学校を訪問しました。
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初めて見る大きな選手たちにビックリ! |
9時30分に小学校に到着した選手たちを迎えたのは、校舎入り口から体育館まで通じる自らが真っ白の旗にスコットランド旗を描いた全校児童による花道でした。これには、スコットランド代表チームは大感激。児童たちの心のこもった歓迎に感慨深げでした。
まず最初に行われたのは、全校児童が集まった体育館でのラグビー交流会。こちらに入場する際にも児童たちの大歓声で迎えられました。まずは自己紹介からスタート。選手それぞれの名前とポジションをしっかり覚えようと真剣な眼差しで選手たちを見つめていました。ジェフリー団長からは、「素晴らしい歓迎をありがとうございます。今日、皆さんとお会いできて本当に嬉しいです。短い時間ですが楽しく過ごしましょう」と挨拶がありました。ピーター・ライトFWコーチは「今日ここに来ているコーチ陣の中では私が一番優秀なコーチです」と茶目っ気たっぷりの挨拶には子どもたちの笑顔を誘っていました。
自己紹介の後には、スコットランドチームの高〜いラインアウトを披露。今まで見たことの無いくらい大きな選手たちによるラインアウトには、一同驚愕。「おお?!」という声が体育館に響きました。そして、このラインアウトを子どもたちが体験しました。不安な表情を見せる児童に、選手たちが笑顔で優しく語りかけチャレンジがスタート。大きな選手に支えられながら見事にリフティングされボールをキャッチ。大きな拍手が送られました。
体験コーナーのあとは、子どもたちからの質問タイム。簡単な質問から選手たちが「ドキッ!」とするような質問まで短い時間でしたが交流を楽しみました。
体育館での交流会の最後には、港南小学校から素敵な千羽鶴が贈られました。日本の伝統ともいえる千羽鶴を目にしたスコットランドチームは、これからチームの活動のすべてにこの千羽鶴を持って行くと、子どもたちを前に誓いました。スコットランドチームからは、港南小学校にチームのファーストジャージが贈られました。
続いて、グラウンドに移動して行われたのは、4・5年生を対象にしたタグラグビー教室。講師は「ムラタぐ」こと村田祐三さん。まずは、一緒に準備運動からスタート。肩を廻したり手首足首を廻したりしながら身体を解していきました。伸脚では、村田さんからつま先で「空に向かって"ありがとう"と書いてみましょう!」というユニークな指導もあり、楽しみながら身体を動かしました。
その後はタグをつけてまずは、タグの取り方・掴み方の練習。村田さんから「タグを取ったら、取られた人に分かるように大きな声で"タグ"といいましょう」と語りかけると、子どもたちの「タグー!!」という大きな声がグラウンドに響き渡りました。
続いて、握手をしながらのタグ取り鬼ごっこを行い、さらにコミュニケーションを高めていきました。スコットランドの選手たちはここでも大人気。パートナーチェンジの際には、選手が囲まれてしまうほど子どもたちが集まりました。
さらに実際にボールを持ってディフェンスをかわしてトライをするトライゲームにチャレンジ。ディフェンスにタグを取られないように、巧みなステップで相手をかわすなど素晴らしいプレーの連続でスコットランドチームも非常に楽しそうでした。
自チームの順番を待っている間には、子どもたちと積極的に交流を図り、英語と日本語という言葉の壁もまったく感じさせませんでした。
タグ教室の最後は全員で「スコットランド代表チームとタグができて嬉しかっTAG?!」といいながらポーズを取って記念撮影を行い、学校訪問を終了しました。
チームの退場を見送った港南小学校の子どもたちは、バスが見えなくなるまで手を振り続け、別れを惜しんでいました。
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気付けばこんな感じであちらこちらで記念撮影が行われていました |
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最後はみんなで「楽しかっTAG〜!」 |
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バスが出るまで手を振り続けて別れを惜しみました |