6月10日(水)、「レガシープログラム」の一環として、U20カナダ代表選手11名とスタッフ2名が西南学院高等学校を訪れました。
梅雨入り宣言した福岡の曇天の中、U20カナダ代表チーム宿舎から目と鼻の先、西南学院大学グループの皆さんが、暖かくカナダチームを迎えてくれました。
プログラムの進行お手伝いは、カナダチームが練習会場としている「西南学院大学ラグビー部」のスタッフ、そして今日の日を心待ちにしていた西南学院高校ESS(イングリッシュ・スピーキング・ソサエティ)の生徒さんのサポートにより、選手たちは楽しいひと時を過ごしました。
まずは第一部、日本の折り紙、その中でも一番難しい「折鶴」に挑戦しました。
教える生徒さんたちは、慣れないことにトライしていただくことにかなり不安感を抱いていたのですが、選手たちの表情は真剣そのもの。さすがはESSの生徒たち、コミュニケーション力も抜群で、熱のこもった折り紙教室となりました。選手の皆さんは、大切にその成果物を持ち帰っていました。
そして第二部は文化交流。
「カナダvs西南学院」と銘打って、日本、カナダに関するクイズ合戦が繰り広げられました。
このクイズ合戦の司会進行をしていただいたのは、U20カナダ代表アシスタント・コーチのイアン・ハイド=レイさん。カナダでも教師をされており、その巧妙かつウィットに富んだ語り口に、居並ぶスタッフも含めてしばし酔いしれました。勝負は、西南学院が僅差で勝利。しかし、カナダチームの皆さん、良く日本や九州のことを勉強されていて、生徒さんたちも大変感心していました。
最後にプレゼントの交換、それは心のこもった何にもかえがたいメッセージでした。チームマネージャーのブライアン・ハンターさんはじめ、皆さんの暖かい心が伝わるひと時でした。西南学院のESS・ラグビー部の皆さんからも、千羽鶴をはじめ、数々の品が贈られました。
時はあっという間に過ぎて、フェアウェル。西南学院の皆さん、そしてカナダチームの皆さん、本当にありがとうございました。
ESSの女子高生が「スタジアムに応援に行きます!」と遠慮がちにカナダの選手達の背中に声をかけてくれてたのが印象的でした。
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最後に記念撮影 |