6月10日(水)、オーストラリア代表はレガシープログラムとして、福岡県篠栗町立北勢門小学校を訪問しました。あいにくの雨のため体育館での開催となりましたが、初めての日本の小学校訪問に選手たちも興奮気味。
今回選手たちと交流するのは、6年生の121名。まずは学校長から英語のスピーチでのご挨拶、そしてオーストラリア国歌、君が代の演奏、同小学校の校歌を歌ってくれました。また選手たちには生徒の皆さんからのプレゼントがあり、選手たちも大喜びでした。
セレモニーの次は選手たちとのラグビー体験会です。
体育館の中はボールパス、スローイングキャッチ、ボールキャッチコーナー、ゴールキック、タックルコーナーと盛り沢山の内容です。
最初のうちは子どもたちも大きな選手たちに声をかけることができませんでしたが、ひとつ、ひとつプログラムを終える度に選手たちとハイタッチをして心を通わせました。またプログラムに関する説明をチームリエゾンの永野さんが通訳してくれていましたが、気がつくと子どもたちは通訳なしでも選手たちとコミュニケーションを取り、言葉の壁はすぐになくなったようでした。
コンタクトコーナーではハンドダミーに当たる体験だけだったのですが、選手たちも徐々に熱くなり、気がつくとオーストラリア仕込みのタックルを通訳なしで教えるなど、体験コーナーから「練習」に変わっていました。
約2時間の体験を終え、選手、子どもたちとも年齢、国籍を超えた友情の汗を沢山流していました。
最後は子どもたちから英語での激励メッセージ、そしてフィッツパトリック主将から子どもたちへのメッセージが送られました。
「子どもたちは大変エネルギーがあり、理解の早さに驚きました。日本の小学校を訪問するのも初めてで、選手たち自身にも文化の違いなど勉強になりました。ウェールズとの試合はすごくタフな試合になりますが、一所懸命ベストをつくして勝ちたいと思います」
プログラムの終わりに、ラグビー体験のゴールキックコーナーを担当していた、リチャード・キンギ選手がキックティーを持ってきて「このキックティーはベストなんだけど、どこで売っているの?」と、驚きの質問。
日本メーカーであることを伝えると、持ち主の先生から「どうぞ試合で使って下さい」とプレゼントされました。そして「次の試合は観にくるの?必ず使うから観に来て!」と約束をしていました。
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子どもたちより激励メッセージ |
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最後に記念撮影 |