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U20イングランド代表 30-7 U20スコットランド代表 英国勢同士の対戦となったプールB/2日目の第1試合は、イングランドが終始危なげない戦いぶりでスコットランドに快勝、優勝候補一角の実力を示した。 イングランドは前半、FBホーマーのロングPGで先制すると、13分には自陣深くのラックでこぼれ球を拾ったWTBシャープルズが約80mを駆け抜け最初のトライ。36分にも敵ゴール前ラックから出たボールをSOミラーがガラ空きのインゴールへゴロパント、CTBトリンダーが押えて2トライ目。終了間際にも好キッカー・ホーマーがPGを加え、前半で20-0とリードした。 イングランドは後半開始早々、一気に試合を決めにかかった。1人1人にキープ力があるイングランドはオフロードパスを繋いでゴール前へ攻め入ると、最後はCTBイーヴズ主将が3トライ目。イングランドはこの辺りから同国シニア代表並みの体躯を誇るFWがスコットランドをスクラムで圧倒し始め、同じく代表のM・ティンドルやJ・ルースィの如き頑強なBK陣がラインブレイクする回数が増えていった。途中ミスも多かったが37分、ゴール前ラインアウト後のラックから途中出場のファーンズが4トライ目をあげボーナスポイント獲得、スコットランドの反撃を終了直前の1トライ&ゴールだけに抑えて2勝目(累計10ポイント)をあげた。 スコットランドはこの世代として近年にない実力と評判のチームだったが、サモア戦でのショッキングな敗戦が尾を引いているのか、この日も好機にハンドリングエラーを連発。初戦の負傷で主将を欠いていることも響き、最後まで落ちつきを取り戻せぬままだった。終了間際に途中出場のジェリセヴィッチが1トライ返しただけで、今春のU20シックスネイションズでの対戦に続く連敗となってしまった。スコットランドはこれで、次の日本戦には必勝態勢で挑んでくることだろう。(米田)
ロブ・モファット ヘッドコーチ 「残念な結果だと思います。前半はイングランドが我々に対しての利点を生かしたと思います。後半は改善できたと思いますが、さらに改善したいと思います。残念でしたが、土曜日の日本との試合はしっかり頑張りたいと思います」 ──バックスのミスが目立ったが? リッチー・グレイ ゲームキャプテン ──イングランドのディフェンスについて?
マーク・メイプルトフト ヘッドコーチ 「(勝ち点)10ポイント取れたことは喜ばしいが、我々の強みを生かすことができなかったのは反省点です」 ルーク・イーヴス ゲームキャプテン ──後半はどうだったのか? |