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予選プール 第1戦 マッチ&会見リポート(トンガ 5-51 ウェールズ)

2009/6/7

トンガ 5-51 ウェールズ   トンガ 5-51 ウェールズ

U20トンガ代表 5-51 U20ウェールズ代表
(予選プール 第1戦/2009年6月5日(金) at佐賀・ベストアメニティスタジアム)

第2試合、トンガvsウェールズ。スタジアムのライトが緑の芝を照らす。19:00、風下のウェールズのキックオフで試合開始。メーンポールのIRBの旗は、北東の風に大きく揺れている。レフリーは、パスカル・ガウゼル氏(フランス協会)。

開始早々の1分、ラインアウトからウェールズが連続的にワイドに攻撃し右隅にトライ、ゴールも決まって7-0。この試合も一方的な展開になるのか。ウェールズ、5分、ハーフウェイ付近からペナルティゴールをねらうも、ポストの右に。11分、スクラムのコラプシングのPKから、ウェールズがペナルティゴールを決め、10-0。この試合もスクラムの優劣が試合を決めそうな感じがする。15分、またもやウェールズ、ペナルティゴールをねらうも失敗。点を重ねたい所でのキックミス、これが後にどう響くか。中盤、お互いにブレークダウンの争いが厳しくなる。体のぶつかりあう音が聞こえてくる。引き締まったゲームとなった。攻めるウェールズに激しいタックルで防御するトンガ。
25分、トンガに反則が続き、ゴール前でのオーバーザトップからウェールズがペナルティゴールをねらい成功、13-0。28分トンガのキックを受けて、ウェールズカウンターアタック、小刻みにボールをつなぎ、右隅に6番がトライ、ゴールも決まって、20-0。前半終了直前、トンガゴール前22メートル中央付近、ラックでのノットロールアウェイの故意の反則からトンガ10番にイエローカード、ペナルティゴールが決まり、ウェールズ23-0。

スタジアムが宵闇の中に浮かび上がる。もう、辺りは真っ暗。後半は、トンガのキックオフでスタート。開始早々、トンガの自陣ゴール前からの見事なボールつなぎで一気にウェールズゴール前まで迫るが、ゴールラインを陥れることはできない。後半になってトンガの動きがよくなった。5分、ゴール前のラインアウトを力強く押し、トンガ一気に攻め込むが、痛恨のノックオン。フィジカルの強さが素晴らしい。6分、トンガがキック処理を誤り、ボールをうまく拾ったウェールズ6番がそのままポストしたにトライ、ゴールも決まり、ウェールズ30-0。トンガはセンターのペネトレイト、ショートキックなどから再三チャンスを作るも、ノックオンのミスで自滅する。
後半も終盤に入り、ウェールズ、トンガゴール前で執拗に攻撃を重ねる。27分、ウェールズ、ポスト前のスクラムから8、9とつなぎ右中間にトライ、ゴールも決まって37-0。トンガも13番が左サイドハーフウェイ付近のラックサイドを抜け出て、18番につなぎ2・3人選手を引きづりながらも左中間にトライ、トンガ5-37。トンガ選手のランニングのコースどりのよさ、フィジカルの強さが生きたトライ。34分、得点を重ねたいトンガだが、スクラムからのボールまわしをインターセプトされ、そのままウェールズが左中間にトライ、ウェールズ44-5。勢いに乗りかかったトンガをだまらせるトライとなった。その後も終了直前にウェールズがトライを重ね、最終的にウェールズ51-5でノーサイド。

激しいファイトを見せた両チームの選手、フィジカルの強さ、巧みなボールつなぎ、国の代表としての意気込みが感じられた試合であった。最後に、選手同士がお互いを讃え、花道を作ってお互いの健闘をねぎらう姿がさわやかだった。
観衆は、選手の体をはったプレーに満足した様子で、大きな拍手を送った。U20はIRBのパネルレフリーがオフィシャルを務めているが、レフリーのチームとしての動きが素晴らしかった。アシスタントレフリーの、危険なプレーなどに対する素早い反応・適確なレポート、レフリーのゲームマネージメントを補佐していた。

トンガ 5-51 ウェールズ   トンガ 5-51 ウェールズ  

U20トンガ代表
ジョン・エドワーズ監督
「とりあえず始めにスクラムでトラブルがあった。そこからうまく試合が運べなくなってしまった」

ハラレヴァ・フィフィタ ゲームキャプテン
「この大会のために激しいトレーニングをしてきた。しかし、ヘッドコーチが言うように、スクラムでうまく試合が運べなくなってしまった。ディフェンスについてもうまくいかない部分があり、ラインアウトでもミスが出た。非常に困難な試合になってしまった。だた、我々としてはベストを尽くした」

U20ウェールズ代表
フィル・デーヴィス監督
「初めての試合という事で結果にはたいへん満足している。特に今日のプレースタイルについては満足している」

ジャスティン・ティプリック キャプテン
「これまで練習を重ねてきて、自分たちがやりたいと考えていたゲームプランができた」

──やりたかったプレースタイルとは?具体的に教えてください。
「ボールをつないで早くボールを動かしながらスピィーディーなラグビーをしたかった。今日は理想的にボールが動いていた」

──プールDのライバルであるオーストラリアの試合は見ましたか?
「自分たちの試合の準備で忙しく、見ることはできなかった」

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