|
ホーム > ニュース |
U20トンガ代表 5-51 U20ウェールズ代表 第2試合、トンガvsウェールズ。スタジアムのライトが緑の芝を照らす。19:00、風下のウェールズのキックオフで試合開始。メーンポールのIRBの旗は、北東の風に大きく揺れている。レフリーは、パスカル・ガウゼル氏(フランス協会)。 開始早々の1分、ラインアウトからウェールズが連続的にワイドに攻撃し右隅にトライ、ゴールも決まって7-0。この試合も一方的な展開になるのか。ウェールズ、5分、ハーフウェイ付近からペナルティゴールをねらうも、ポストの右に。11分、スクラムのコラプシングのPKから、ウェールズがペナルティゴールを決め、10-0。この試合もスクラムの優劣が試合を決めそうな感じがする。15分、またもやウェールズ、ペナルティゴールをねらうも失敗。点を重ねたい所でのキックミス、これが後にどう響くか。中盤、お互いにブレークダウンの争いが厳しくなる。体のぶつかりあう音が聞こえてくる。引き締まったゲームとなった。攻めるウェールズに激しいタックルで防御するトンガ。 スタジアムが宵闇の中に浮かび上がる。もう、辺りは真っ暗。後半は、トンガのキックオフでスタート。開始早々、トンガの自陣ゴール前からの見事なボールつなぎで一気にウェールズゴール前まで迫るが、ゴールラインを陥れることはできない。後半になってトンガの動きがよくなった。5分、ゴール前のラインアウトを力強く押し、トンガ一気に攻め込むが、痛恨のノックオン。フィジカルの強さが素晴らしい。6分、トンガがキック処理を誤り、ボールをうまく拾ったウェールズ6番がそのままポストしたにトライ、ゴールも決まり、ウェールズ30-0。トンガはセンターのペネトレイト、ショートキックなどから再三チャンスを作るも、ノックオンのミスで自滅する。 激しいファイトを見せた両チームの選手、フィジカルの強さ、巧みなボールつなぎ、国の代表としての意気込みが感じられた試合であった。最後に、選手同士がお互いを讃え、花道を作ってお互いの健闘をねぎらう姿がさわやかだった。
ジョン・エドワーズ監督 「とりあえず始めにスクラムでトラブルがあった。そこからうまく試合が運べなくなってしまった」 ハラレヴァ・フィフィタ ゲームキャプテン U20ウェールズ代表 ジャスティン・ティプリック キャプテン ──やりたかったプレースタイルとは?具体的に教えてください。 ──プールDのライバルであるオーストラリアの試合は見ましたか? |