劇的なサヨナラ勝ち(ロスタイムのドロップゴール成功)から一夜あけ、試合の疲れをものともせず、U20サモア代表の選手皆さんが、港区立東町小学校を訪れました。
今回のU20世界ラグビー選手権では、世界一を決める各代表の誇りをかけた戦いももちろんですが、国際交流とラグビーの遺産を残す「レガシープログラム」も大会期間中に出場チームの協力を得て、積極的に展開します。
本日のU20サモア代表も、レガシープログラムの一環で、東町小学校を訪問。
小学校の生徒や父兄の方々が、小学校の中を歩く陽気な巨体を見かけるたびに、小さな歓声と、その場での記念撮影がいたるところで行われました。
6日は同小学校の「東町フェスティバル」の開催日となっていて、各グループによる様々な催しものが、校内各所でとり行われていました。
U20サモア代表選手たちも、教室をのぞいたり、興味深そうな様子。
選手たちは、体育館に移動し、ラグビーボールやバスケットボールなどで子供たちとキャッチボール。言葉は全く通じませんが、たくさんの笑顔が見られます。
また、館内の出し物、障害物競走ではサモア選手vs東町生徒による「日本代表vsサモア代表」前哨戦も行われ、大きな声援が響きます。
その後、仕切りなおして全校生徒と父兄の皆様が待つ体育館へ、選手たちが再入場。拍手で出迎えられたあと、生徒の皆さんから「ハロー」のごあいさつ。校長先生からも英語での歓迎スピーチがあり、チームを代表して、ラトゥ団長から「皆さんのあたたかい歓迎に感謝します」と感謝の言葉とともに、全員で歌と「シビタウ」(試合前の踊り)が披露されました。どちらも「生」の迫力に皆釘付けです。
生徒の皆さんから、サモア代表へ折鶴がプレゼントされ、最後はみんなで記念撮影。
「ラグビーは見たことがないし、よく知らないけど、今日サモアの選手たちと会って、少し興味が出てきた」という声も生徒から聞こえてきました。一部の生徒さんは、9日の試合にも応援に来てくれるそうです。サモア代表にも、心強い応援団ができました。
東町小学校の生徒、父兄、教職員の皆さん、温かい歓迎ありがとうございました。当初のスケジュールからの変更にも、随時対応していただきましたこと、この場を借りてお礼を申し上げます。