6月6日(土)、東京会場で予選プールを戦うU20イングランド代表が「レガシープログラム」の一環として、東京都港区の本村小学校を訪問しました。マーティン・ハーグコーチをはじめ、ショーン・ナイト(PR)、グレアム・キッチナー(LO)、コートニー・ローズ(FL)、チャールズ・シャープルズ(WTB)、ウィル・ハレル(WTB)の5選手、ジョン・エリオット団長らが子供たちの歓迎を受けました。
5年生クラスの約60人の子供たちは、手作りのイングランド国旗を準備するなどして、この日を心待ちにしていました。選手たちが教室に入ると、そのあまりの大きさに、子供たちからは「でけえ!」「大きい〜」っといった歓声が起こり、早くも大興奮の様子。歓迎の言葉を述べた後は、子供たちと選手によるゲーム大会が始まりました。
まずは、選手と子供たちがグループに分かれ、床に敷いた新聞紙に乗るというゲームを行いました。新聞の面積をどんどん小さくしていき、破らずにどれだけ乗れるかを競いました。子供たちが選手の背中に乗ったり、選手が子供たちを抱っこするなど、和気あいあいの雰囲気の中、最終的にはどのグループも2面の4分の3まで小さくして乗ることに成功しました。
続いては、「カラーバスケット」という椅子取りゲーム。選手と子供たちそれぞれに「イエロー」「レッド」「ブルー」のカラーが割り当てられ、鬼役が指定した色の人たちは席を移動するというルールです。「イングランド!」と言った場合は、全員が移動しなければなりません。キャーキャーと歓声が響き渡り、選手やスタッフたちからも童心に返ったような笑顔がこぼれました。
その後は選手への質問コーナー。「どうしてそんなに大きいんですか?」という素朴な質問には、「いっぱい食べて、ウエイトトレーニングなどをしているからだよ」という答え。「練習のない時は何をしているんですか?」という問いには、「テレビゲーム」と答えた選手もいれば、「大学で勉強している人もいるよ」とフォローする選手もいました。
子供たちから、「U20世界ラグビー選手権」での健闘を祈って千羽鶴が贈られ、イングランドチームからはサイン入りのユニフォームと、サイン入りのポストカードが子供たちそれぞれに贈られました。最後に、みんなで記念撮影。子供たちが一生懸命作ったイングランドの国旗とともに、みんな笑顔で写真に収まりました。子供たちが作った花道で見送られたイングランドチームの人々。熱烈な歓迎ぶりに驚きながらも、皆「楽しかった」と口々に語っていました。大喜びの子供たちのみならず、厳しい戦いに臨んでいる選手たちにとっても、つかの間のリフレッシュとなったようです。